DROP EXTENSION
名前
DROP EXTENSION -- 拡張を削除
概要
DROP EXTENSION [ IF EXISTS ] name [, ...] [ CASCADE | RESTRICT ]
説明
DROP EXTENSIONはデータベースから拡張を削除します。
拡張を削除すると、その構成オブジェクトも削除されます。
DROP EXTENSIONを使用するためにはその拡張を所有していなければなりません。
パラメータ
- IF EXISTS
拡張が存在しない場合でもエラーになりません。
この場合注意メッセージが発行されます。
- name
インストールされている拡張の名前です。
- CASCADE
削除する拡張に依存しているオブジェクトを自動的に削除します。
- RESTRICT
依存しているオブジェクト(それ自身が所有するメンバオブジェクトと同じDROPコマンドで指定された他の拡張以外)がある場合に、拡張の削除を拒否します。
こちらがデフォルトです。
例
現在のデータベースからhstore拡張を削除します。
DROP EXTENSION hstore;
例えば何らかのテーブルがhstore型の列を持つなど、データベース内でhstoreのオブジェクトを使用している場合、このコマンドは失敗します。
こうした依存するオブジェクトがある場合でも強制的に削除するためにはCASCADEを付けてください。
互換性
DROP EXTENSIONはPostgreSQLの拡張です。