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ecpg

Name

ecpg -- 埋め込み SQL 用 C プリプロセッサ

Synopsis

ecpg [option...] file...

説明

ecpg は、C プログラム用の埋め込み SQL プリプロセッサです。 ecpg は、SQL 呼び出しを特殊な関数呼び出しに置き換えることによって、埋め込み SQL 文を含む C プログラムを、通常の C コードに変換します。 これにより、出力ファイルは、どのような C コンパイラツールを使用しても処理することができます。

ecpg は、コマンドラインで指定される各入力ファイルを、対応する C 出力ファイルに変換します。 入力ファイルに .pgc という拡張子をつけておくと、出力ファイル名は拡張子が .c に置き換えられたものとなるので便利です。 入力ファイルの拡張子が .pgc でない場合、そのファイルのフルネームの末尾に .c を追加したものが出力ファイル名となります。 出力ファイル名は、-o オプションによってオーバーライドすることもできます。

このリファレンスページでは、埋め込み SQL 言語については説明しません。 PostgreSQL プログラマガイド を参照してください。

オプション

ecpg は、以下のコマンドライン引数を受け付けます。

-c

SQL コードから C コードを自動的に生成します。 現在、このオプションは EXEC SQL TYPE に対して使用できます。

-D symbol

C プリプロセッサのシンボルを定義します。

-I directory

追加のインクルード用パスを指定します。これは、EXEC SQL INCLUDE を使用してインクルードされるファイルを検索する際に使用されます。 デフォルトは順に . (現行ディレクトリ)、/usr/local/include、コンパイル時に定義される PostgreSQL のインクルードディレクトリ (デフォルトでは /usr/local/pgsql/include)、および /usr/include です。

-o filename

ecpg が、すべての出力を filename に書き込むことを指定します。

-t

トランザクションの自動コミットを有効にします。このモードでは、各問い合わせは明示的なトランザクションブロックの内部にない限り、自動的にコミットされます。 デフォルトのモードでは、EXEC SQL COMMIT が発行された時にのみ問い合わせはコミットされます。

-v

バージョンやインクルード用パスなどの補足情報を表示します。

---help

コマンド使用法の簡単な説明を表示し、終了します。

--version

バージョン情報を出力し、終了します。

注釈

前処理された C コードファイルをコンパイルする際、コンパイラは PostgreSQL のインクルードディレクトリ内にある ECPG ヘッダファイルを検索可能でなければなりません。 そのため、コンパイラの呼び出しに -I オプションを使用しなければならない場合があります (例: -I/usr/local/pgsql/include)。

SQL が埋め込まれた C プログラムは、-L/usr/local/pgsql/lib -lecpg フラグを使用するなどして、libecpg ライブラリをリンクする必要があります。

ご使用のシステムにおいて該当するこれらのディレクトリは、pg_config を使用して調べることができます。

埋め込み SQL を使用した prog1.pgc という C ソースファイルがある場合、次のコマンドシーケンスによって実行可能プログラムを作成することができます。

ecpg prog1.pgc
cc -I/usr/local/pgsql/include -c prog1.c
cc -o prog1 prog1.o -L/usr/local/pgsql/lib -lecpg

関連項目

埋め込み SQL インタフェースの詳細については、PostgreSQL プログラマガイド を参照してください。