pg_database
pg_databaseカタログには使用可能なデータベースの情報が格納されます。
データベースはCREATE DATABASEコマンドで作成されます。
いくつかのパラメータの詳細については第23章を参照してください。
  
ほとんどのシステムカタログとは異なり、pg_databaseはクラスタにおける全てのデータベースにわたって共有されます。
データベース毎に1つではなく、クラスタ毎にたった1つだけpg_databaseのコピーが存在します。
  
表52.15 pg_databaseの列
| 列 型 説明 | 
|---|
| 
        行識別子 | 
| 
        データベース名 | 
| 
        データベースの所有者。通常はそのデータベースの作成者 | 
| 
        
このデータベースの文字エンコード方式。
( | 
| 
        このデータベースのLC_COLLATE | 
| 
        このデータベースのLC_CTYPE | 
| 
        
trueの場合、このデータベースはどのユーザでも | 
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偽の時はこのデータベースには誰も接続できません。
これは | 
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        このデータベースに対する同時のコネクションの最大数を設定します。 -1は無制限を意味します。 | 
| 
        データベース最終のシステムOID。 pg_dumpでは特に有用です。 | 
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このデータベースの中で、この値よりも前のトランザクションIDは、永続的な(「凍結された」)トランザクションIDを持つように変更されています。
これは、このデータベースに対して、トランザクションID周回を防ぎ、かつ、 | 
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このデータベース内のトランザクションIDで置換される前のすべてのマルチトランザクションID。
これは、トランザクションIDの周回問題を防ぐ、または | 
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データベース用のデフォルトテーブル空間。
このデータベース内で | 
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        アクセス権限。 詳細は5.7を参照してください。 |