Name
DROP FUNCTION
--
ユーザ定義の関数の削除
Synopsis
DROP FUNCTION name ( [ type [, ...] ] )
入力
- name
既存の関数名です。
- type
関数の引数の型です。
出力
- DROP
コマンドの実行が成功した場合に返されるメッセージです。
- NOTICE RemoveFunction: Function "name" ("types") does not exist
指定した関数が現在のデータベースに存在しなかった場合に返されるメッセージです。
説明
DROP FUNCTIONは既存の関数の定義を削除します。このコマンドを実行するユーザは、その関数の所有者でなければなりません。異なる引数リストをもった、同じ名前の複数の異なる関数が存在する可能性がありますので、関数の入力引数のデータ型は必ず指定されている必要があります。
注釈
関数の作成についての情報は、
CREATE FUNCTION
を参照して下さい。
削除する関数に依存する型、演算子、アクセスメソッド、トリガが前もって削除されているかどうかの確認は行なわれません。
例
下記のコマンドは平方根関数を削除します。
DROP FUNCTION sqrt(integer);
互換性
DROP FUNCTION 文は SQL99 で定義されています。以下にその構文の形式の1つを示します。
DROP FUNCTION name (arg, ...) { RESTRICT | CASCADE }
ここで、CASCADE はその関数に依存する全てのオブジェクトを削除することを、RESTRICT はその関数に依存するオブジェクトが存在する場合は削除を拒絶することを指定します。