DROP OPERATOR
名前
DROP OPERATOR -- 演算子を削除する
概要
DROP OPERATOR [ IF EXISTS ] name ( { left_type | NONE } , { right_type | NONE } ) [ CASCADE | RESTRICT ]
説明
DROP OPERATORはデータベースシステムから既存の演算子を削除します。
このコマンドを実行するには、その演算子の所有者でなければなりません。
パラメータ
- IF EXISTS
演算子が存在しない場合でもエラーになりません。
この場合注意メッセージが発行されます。
- name
既存の演算子の名前です(スキーマ修飾名も可)。
- left_type
演算子の左項のデータ型です。
演算子に左項がない場合は、NONEと記述します。
- right_type
演算子の右項のデータ型です。
演算子に右項がない場合は、NONEと記述します。
- CASCADE
演算子に依存するオブジェクトを自動的に削除します。
- RESTRICT
依存するオブジェクトがある場合、演算子の削除を拒否します。
これがデフォルトです。
例
integer型の累乗を行う演算子a^nを削除します。
DROP OPERATOR ^ (integer, integer);
bit型のビット列の否定を行う左単項演算子~bを削除します。
DROP OPERATOR ~ (none, bit);
bigint型の階乗を行う右単項演算子x!を削除します。
DROP OPERATOR ! (bigint, none);
互換性
標準SQLにはDROP OPERATOR文はありません。