DROP OPERATOR — 演算子を削除する
DROP OPERATOR [ IF EXISTS ]name( {left_type| NONE } , {right_type| NONE } ) [ CASCADE | RESTRICT ]
DROP OPERATORはデータベースシステムから既存の演算子を削除します。
このコマンドを実行するには、その演算子の所有者でなければなりません。
IF EXISTS演算子が存在しない場合でもエラーになりません。 この場合注意メッセージが発行されます。
name既存の演算子の名前です(スキーマ修飾名も可)。
left_type演算子の左オペランドのデータ型です。
演算子に左オペランドがない場合は、NONEと記述します。
right_type演算子の右オペランドのデータ型です。
演算子に右オペランドがない場合は、NONEと記述します。
CASCADE演算子に依存するオブジェクト(その演算子を使用するビューなど)を自動的に削除し、さらにそれらのオブジェクトに依存するすべてのオブジェクトも削除します(5.13. 依存関係の追跡参照)。
RESTRICT依存するオブジェクトがある場合、演算子の削除を拒否します。 これがデフォルトです。
integer型の累乗を求める演算子a^nを削除します。
DROP OPERATOR ^ (integer, integer);
bit型のビット列の補数を求める左単項演算子~bを削除します。
DROP OPERATOR ~ (none, bit);
bigint型の階乗を求める右単項演算子x!を削除します。
DROP OPERATOR ! (bigint, none);
標準SQLにはDROP OPERATOR文はありません。