目次
information_schema_catalog_name
administrable_role_authorizations
applicable_roles
attributes
character_sets
check_constraint_routine_usage
check_constraints
collations
collation_character_set_applicability
column_domain_usage
column_options
column_privileges
column_udt_usage
columns
constraint_column_usage
constraint_table_usage
data_type_privileges
domain_constraints
domain_udt_usage
domains
element_types
enabled_roles
foreign_data_wrapper_options
foreign_data_wrappers
foreign_server_options
foreign_servers
foreign_table_options
foreign_tables
key_column_usage
parameters
referential_constraints
role_column_grants
role_routine_grants
role_table_grants
role_udt_grants
role_usage_grants
routine_privileges
routines
schemata
sequences
sql_features
sql_implementation_info
sql_languages
sql_packages
sql_parts
sql_sizing
sql_sizing_profiles
table_constraints
table_privileges
tables
transforms
triggered_update_columns
triggers
udt_privileges
usage_privileges
user_defined_types
user_mapping_options
user_mappings
view_column_usage
view_routine_usage
view_table_usage
views
情報スキーマは、現在のデータベースで定義されたオブジェクトについての情報を持つビューの集合から構成されます。 情報スキーマは標準SQLで定義されています。 したがって、PostgreSQLに特化し、実装上の事項にならって作成されるシステムカタログとは異なり、移植性があり、安定性を保持できるものと期待できます。 しかし、情報スキーマのビューには、PostgreSQL固有の機能についての情報が含まれていません。 これに問い合わせを行うためには、システムカタログもしくはPostgreSQL固有のビューに問い合わせを行う必要があります。
制約情報についてデータベースに問い合わせるとき、一行を返すことが想定される標準に準拠したクエリが数行の結果を返す場合があります。 これは、制約名がスキーマ内で一意になることをSQL標準が要求しているのに対して、PostgreSQLはこの制約を強制しないためです。 PostgreSQLは自動生成される制約の名前がスキーマ内で重複することを防ぎますが、ユーザは重複する名前を指定できます。
この問題は、check_constraint_routine_usage
やcheck_constraints
、domain_constraints
、referential_constraints
といった情報スキーマビューを検索するときに表面化することがあります。
いくつかの他のビューにも同様の問題がありますが、重複行を識別する助けになるテーブル名を含んでいます。例えばconstraint_column_usage
やconstraint_table_usage
、table_constraints
などです。