本イベントは無事終了いたしました。
たくさんのご参加、ありがとうございました!
⇒ 2018年度もカンファレンスを開催いたします
開催概要
日時 | 2017年11月3日(金・文化の日) 開場 9:30 / 開始 10:00 ~ 終了 18:15 |
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場所 | AP品川(東京都/港区) 品川駅徒歩3分 | ||||||||||||
イベントURL | http://www.postgresql.jp/events/jpug-pgcon2017 | ||||||||||||
参加申し込み |
イベントレジスト にてチケット販売中
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主催 | 特定非営利活動法人 日本PostgreSQLユーザ会 (JPUG) | ||||||||||||
協賛 |
【プラチナスポンサー】株式会社NTTデータ 【ゴールドスポンサー】 SRA OSS, Inc. 日本支社、株式会社アシスト |
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ハッシュタグ | #pgcon17j |
ご挨拶
日本PostgreSQLユーザ会(JPUG) は、PostgreSQL の国内総合カンファレンス 「PostgreSQL Conference Japan 2017」を 2017年11月3日(金)に開催いたします。昨年は、PGConf.Asiaへの特別協賛という形式になったため、PostgreSQLカンファレンス2015 以来の約2年ぶりのJPUG主催での開催となります。
本カンファレンスは、PostgreSQLに関わる方がさらに知見を深めるのにはもちろん、PostgreSQLの知識をこれから得たいという方にも最適なコンテンツを揃えて開催する予定です。
皆様に参加をご計画をいただくことを願っております。
7月にスポンサー募集、講演募集を開始する予定です。委細決まりましたら、本ページおよび pgsql-jp@ml.postgresql.jp メーリングリスト、jpug-users@ml.postgresql.jp メーリングリスト等にて、告知させていただきます。
また、運営に参加してくださるボランティアスタッフも募集しています。下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
イベント協賛の募集
本イベントに協賛いただける企業様を募集しております。jpug-pgcon@ml.postgresql.jp 「JPUG カンファレンス担当」宛にお問い合わせいただけましたら協賛要綱をお送りさせていただきます。
プログラム
現時点の暫定プログラムを下記の通り、開示いたします。
一般トラックA | 一般トラックB | チュートリアルトラック | |
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10:00 - 10:10 | 【K0】 オープニング | ||
10:10 - 11:00 |
【K1】 Wonderful PostgreSQL! [スライド資料] SRA OSS, Inc. 日本支社 |
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11:10 - 12:00 | 【K2】PostgreSQL Foresight
NTTデータ NTT OSSセンタ |
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【昼食休憩】 | |||
13:10 - 14:00 |
[スライド資料] SRA OSS, Inc. 日本支社 |
【B1】 DBのバックアップを一元化しよう、Barmanによる“スタイリッシュ”バックアップのススメ [スライド資料] インフラエンジニア |
技術士(情報工学部門) |
14:10 - 15:00 |
[関連資料] SQLエンジョイ勢 |
【B2】 新規ユーザ獲得のためのPostgreSQLエンジニアが知るべきMySQLのこと 榊原 昌彦 様 |
株式会社アシスト |
15:10 - 16:00 |
【A3】 データモデリングしてますか?-上流工程勉強会7年間の歴史 [関連資料] 株式会社テラスカイ SSP(シニアスペシャリスト) |
NTTソフトウェアイノベーションセンタ |
株式会社 はてな |
16:10 - 17:00 |
【A4】 PGroonga 2.0 - PostgreSQLでの全文検索の決定版 [スライド資料] 株式会社クリアコード 代表取締役 |
【B4】 Foreign Data Wrapper for Oracle / oracle_fdwのユースケースと新機能開発について NTT OSSセンタ |
株式会社アシスト |
17:20 - 17:45 |
【K3】Smart and Wide Anywhere!EDB Postgres が実現するこれからの DBプラットフォーム 株式会社アシスト |
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17:55 - 18:15 |
【K4】 クロージング/ライトニングトーク |
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18:30 - 20:00 | 【懇親会】 |
講演の募集
本カンファレンスでの講演を募集いたします。
午後からの 8 セッションにて本一般募集の講演を実施いただきます。
⇒ 多数のご応募をいただきました。ありがとうございます。
募集要項
テーマは PostgreSQLに関する話題一般とします。日本語での講演をお願いいたします。講演者氏名、連絡先、タイトル、アブストラクト(200文字以内程度の文面にて講演内容の概略)を記載のうえ、jpug-pgcon@ml.postgresql.jp 「JPUG カンファレンス担当」まで電子メールにてお送りください。募集締め切りは 2017 年 8 月 15 日です。8月末日までに採否を連絡させていただきます。講演料のご用意はございません。懇親会はご招待させていただきます。また、カンファレンス参加費も無料となります。国内で、開催地から 100Km を超える所在の講演者様には出張費用(旅費・宿泊費)を当会規定に基づきお支払いたします。時間は50分間です。質疑時間を含めますので、40分~45分程度で構成ください。
ライトニングトーク講演募集
本カンファレンス参加者の中で発表時間5分のライトニングトークのスピーカーを募集いたします。お問い合わせメールアドレスにお申し込みください。ペンネームの類でも承ります。ライトニングトークのスピーカーとなるには、参加チケットを持っている等、何らかの形で本カンファレンス参加資格を既に得ている必要がございます。ライトニングトークのスピーカーの最終確定は当日となりますが、事前登録いただいた方を優先させていただく予定です。
⇒ 大変楽しいライトニングトークが実施できました。ありがとうございます。
お問い合わせ先
日本PostrgeSQLユーザ会 カンファレンス担当 jpug-pgcon @ ml.postgresql.jp
以上
講演詳細
【K1】 Wonderful PostgreSQL!
SRA OSS, Inc. 日本支社
石井 達夫 様
PostgreSQLは最初のバージョンがリリースされてから20年以上たった今も進化を続け、高機能・高性能のOSS DBとして多くのユーザを獲得しています。とりわけ日本では早くからコミュニティが立ち上がり、PostgreSQLの普及を促進してきたこともあり、PostgreSQLの人気は世界の中でも群を抜いて高く、小規模なシステムから、大規模な基幹業務まで幅広く利用されています。
本講演では、PostgreSQLの開発とコミュニティに関わってきたものとして、各種エピソードを交えながらPostgreSQLの歴史を振り返りつつ、現在のPostgreSQLの技術的動向やコミュニティ運営の状況を概観します。最後に、そうした状況を踏まえて、今後のPostgreSQLの発展の方向性を探っていきます。
【K2】 PostgreSQL Foresight
NTTデータ
笠原 辰仁 様
NTT OSSセンタ
澤田 雅彦 様
PostgreSQLはいよいよバージョン10となり、より成長を続け、多くのシステムへの導入を加速しています。その流れの中で、PostgreSQLの適用領域はバラエティーを増して、従来には無かった新しい課題の出現や活用のあり方が顕在化してきました。それに応じて、PostgreSQLもJSONデータ型、パラレルクエリ、ロジカルレプリケーションの導入など様々な方向へ進化を遂げてきました。
本講演では、NTTデータとNTT OSSセンタのコラボレーションで、そんなPostgreSQLの今とこれからを俯瞰します。
PostgreSQLの今の姿を、実際のユーザとしてのNTTデータから、PostgreSQLの位置づけ・課題の変化といった視点でお伝えします、そしてユーザのニーズを汲み取り、開発とコミュニティへのフィードバックを実現するNTT OSSセンタから、PostgreSQLのこれからの姿を、NTTとしての取組み・ロードマップといった視点でお伝えします。
【K3】 Smart and Wide Anywhere!EDB Postgres が実現するこれからの DBプラットフォーム
株式会社アシスト
喜田 紘介 様
PostgreSQLは実用的な機能を多数実装し続けており、あらゆるシステムで選ばれる RDBMS の一つであることはもはや疑う余地はありません。 エディションに縛られず、オンプレミス/クラウドを問わず、柔軟な利用シーンにマッチする点も人気を後押ししています。
本セッションでは、これからのDB製品が向かうであろうひとつの方向として、賢く多用途にどこでも使える、 PostgreSQL ベースの「EDB Postgres」を DBaaS として "利用" する、EnterpriseDB の新たな取り組みについて紹介します。
【A1】 AWS 上で Pgpool-II を使ってみよう
SRA OSS, Inc. 日本支社
長田 悠吾 様
最近は PostgreSQL をクラウド上で利用するケースも増えてきており、 Amazon のクラウドサービスである Amazon Web Services (AWS) 上で PostgreSQL を利用する選択肢もいくつか存在します。それに加えて、 クラスタ管理ツールである Pgpool-II も高可用性の確保や、参照負荷分散、 クエリの自動振り分けの用途で AWS 上で利用することが可能です。 本講演では AWS における Pgpool-II を活用する方法についてお話いたします。
【A2】 PostgreSQLでSQLパズルの問題を解く
SQLエンジョイ勢
山岸 賢治 様
PostgreSQLで 「SQLパズル(http://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798114132)」の問題を解いて、 私のSQLの思考法と脳内のイメージを解説します。
【A3】 データモデリングしてますか?-上流工程勉強会7年間の歴史
佐野 初夫 様
【序:10分】
7年半、1~2ヶ月に1度無料の勉強会を行っています。色々ありますが、 面白そうなものはこんなタイトルです・・・
【破:30分】
「パソコン1台与えられて、お客様の課題を解決出来ますか?」という 簡単な業務課題を作成しました。 IT勉強宴会(http://www.benkyoenkai.org/2015/01/v12.html)で発表してもらった中から OSS の X-TEA を用いた実装を 解説します。X-TEA は PostgreSQL で使用することも出来ます。
【急:5分】
今日の話で、上流工程に興味を持たれた方にお奨めの書籍を紹介します
【A4】 PGroonga 2.0 - PostgreSQLでの全文検索の決定版
株式会社クリアコード 代表取締役
須藤 功平 様
PostgreSQL が弱い全文検索機能を強力に補完する拡張機能 PGroonga の 最新情報を紹介します。PGroonga は単なる全文検索モジュールではありません。 PostgreSQL で簡単にリッチな全文検索システムを実現するための機能一式を提供します。 PGroonga は最新 PostgreSQL への対応も積極的です。 例としてロジカルレプリケーションと組み合わせた活用方法も紹介します。
【B1】 DBのバックアップを一元化しよう、Barmanによる“スタイリッシュ”バックアップのススメ
インフラエンジニア
林 如弥 様
データベースのバックアップは、地味ですが失敗の許されないタスクです。 バックアップの仕組みを従来の rsync を使った自前スクリプトから、 Barman によるストリーミングレプリケーション方式へ刷新したところ、 一元管理によるバックアップ運用がシンプルになり、多くの改善が体感できた。 加えて運用の辛み (HA 構成による FO 後のフォローが必要だったり) や、 一元管理ならではの制限も見えてきたので共有したい。
【B2】 新規ユーザ獲得のためのPostgreSQLエンジニアが知るべきMySQLのこと
榊原 昌彦 様
業務アプリでは PostgreSQL が使われる機会も増えた一方で、 個人開発では MySQL シェアが大きい。 業務指定されない環境ではなぜMySQLをみんなが使い始めるのか。 PostgreSQL との違い、そして彼らを PostgreSQL ユーザにするための戦略について考えます。
【B3】 データ永続化へのNVML適用検討
NTTソフトウェアイノベーションセンタ
研究主任
一柳 淑美 様
研究員
毛受 崇 様
近年、不揮発性メモリとして様々な種類のものが新たに提案されている。 そのひとつ “Persistent Memory” では専用ライブラリ “NVML” が提供されており、 この使用により旧来のファイルシステムなどのソフトウェアスタックを回避した 高速なデータ処理が期待できる。本発表では PostgreSQL の高速化を目的に、 データ永続化に NVML を適用検討した結果を報告する。
【B4】 Foreign Data Wrapper for Oracle / oracle_fdwのユースケースと新機能開発について
NTT OSSセンタ
基盤技術ユニット DBMS担当
シニアエキスパート
山田 達朗 様
oracle_fdw はPostgreSQL と Oracle の DB 連携を可能にする外部ツールで、 DB 移行や DBを 共存させる際に利用することが出来ます。
本講演では、利用の観点として DB 移行や共存のユースケースを紹介し、 開発の観点として新機能の実装と今後のロードマップについて、日本人で 唯一の oracle_fdw コミッタとしてお話します。使ってみたい方、 コミュニティ開発をしてみたい方の参考になるはずです。
【T1】 SQL の基本
技術士(情報工学部門)
勝俣 智成 様
データベースは、データを正しく格納し、もれなく検索する機能を持ったミドルウェアです。 利用者は「SQL」という専用のデータベース操作言語でデータを検索したり、格納/更新/削除を行います。
代表的な SQL 構文の解説、SQL実行と深く関わりのあるトランザクションの概念を解説します。 初級アプリケーション開発者向けに、SQLで実現できることを学習いただきます。
【T2】 PostgreSQLチューニング
株式会社アシスト
駒形 美鈴 様
SQL でデータベースに対して検索/操作を指示することができますが、その所要時間は環境によって様々です。 データベースは、正しくメンテナンスやチューニングされ、性能面でも実用レベルであることが期待されます。
アプリ開発者やDBA初級者を対象に、性能の悪い SQL を改善していく「SQLチューニング」の実例を通してチューニングの必要性や考え方を解説します。
【T3】 データベース監視の基本
株式会社 はてな
CRE (Customer Reliability Engineer)
曽根 壮大 様
データベースのもう一つの側面に、安定的にサービスを提供し続ける点が挙げられます。 データベース管理者は、常にデータベースの稼働状態を監視し、問題に対して即座に対処するデータベースのプロフェッショナルです。
データベースの自己診断機能である「稼働統計」や「サーバーログ」から問題を見つけ出して対処する方法を解説します。 また、実用レベルで有用なツールを例にDBA業務を体感していただきます。
【T4】 PostgreSQLレプリケーション解説
株式会社アシスト
喜田 紘介 様
安定稼働を使命とするデータベースでは、障害が発生した場合もすぐに再稼働できるよう様々な工夫を凝らして設計されます。 このような高可用システムを実現する機能としてPostgreSQLではレプリケーションが用いられます。
PostgreSQL のレプリケーション機能の解説と、実機でレプリケーションを構築するデモをご覧いただきます。 インフラ担当や高可用システムの設計を担当する方を対象に、PostgreSQLで何ができるかを解説します。