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PostgreSQLカンファレンス2015 プログラム詳細

by Nozomi Anzai last modified 2015-11-05 13:08

基調講演 (10:10 - 12:10)

【基調講演】 Postgres 9.5 について

PostgreSQL 開発者
Michael Paquier


本講演では PostgreSQL 9.5 に実装された新しい機能についてお話します。

また、特にレプリケーションとリカバリ周りの管理また運用はどうやって改良したか説明します。

 

【基調講演】 企業における Postgres Way はこれだ ~ 6 年間の取り組みから語る失敗事例と成功パターン ~

株式会社アシスト
データベース技術本部
徳原 茂之

アシストがパッケージ・インテグレータとして Postgres のサポートをはじめて 6 年が経過しました。

サービス提供ベンダ、コミュニティメンバ、そして取扱製品を自社で利用するユーザとして、 これまでの取り組みや自社内での活用事例をご紹介します。

また、これまでご支援させて頂いたお客様の事例から、適用に失敗した例なども交えながら、 Postgres を企業システムで活用・展開するためのポイントについてご説明します。

13:00 - 13:50

【 J1 】 性能、信頼性を大幅に向上した pgpool-II 最新バージョンについて

SRA OSS, Inc. 日本支社
pgpool-II 開発者
長田 悠吾

複数の PostgreSQL をまとめて管理し、性能や信頼性を向上させるミドルウェアとして、 pgpool-II は多くの方にご利用いただき、実績を重ねてきました。

本セミナーでは、まず pgpool-II の利用シーンを概観し、 pgpool-II を利用することで単体の PostgreSQL やほかのクラスタ管理ツールと比べて どのようなメリットがあるのかを説明します。

次に、開発中の最新バージョン pgpool-II 3.5 について解説します。

pgpool-II 3.5 はユースケースによっては、30% から 200% 以上の性能向上を果たしており、 今まで以上に PostgreSQL の性能を引き出すことができるようになっています。 更に pgpool-II 自体の可用性を向上させる watchdog が大幅改良され、 スプリットブレイン対策が強化されるなど、信頼性も向上させました。

本セミナーを通じて、pgpool-II を使った PostgreSQL の活用技法を学んでいたければ幸いです。

【 K1 】あなたの知らない PostgreSQL 監視の世界

TIS 株式会社
中西 剛紀

データベースの運用管理には様々な作業が必要となりますが、現状を正確に把握し、 今後を起こりうる事象を推測するための監視は運用管理の基本であり特に重要といえます。

 

本講演では、PostgreSQL を安定運用するために着目すべき監視の観点について整理してご紹介します。

また、PostgreSQL の監視を支援するツールを取り上げ、どのような監視を実現できるのかをご紹介します。

 

【 M1 】 経営資源の保護とデータベース

デロイト トーマツ リスクサービス株式会社
北野 晴人

「人・モノ・カネ・情報」という主要な経営資源は、いまやそのほとんどが デジタル化された情報とそれをささえる IT を使って管理されています。 このことは、データベースという技術要素が多くの経営資源を支えているということを意味しますが、 同時にリスクの大きな場所になっているともいえます。

今回は経営資源を保護するという視点で、データベースのセキュリティとどう向き合っていくか、 についてお話します。

14:00 - 14:50

【 J2 】 進化するOSS: 私たちがどのようにして PostgreSQL から Greenplum OSSを実装したのか

Pivotalソフトウェア
シニアプロダクトマネージャ
Ivan Novick

このセッションでは、下記についてお話しします。
 ・PostgreSQL のソースコードからどのようにして Greenplum を開発したのか
 ・Greenplum のビッグデータ、アナリティクス、データウェアハウスにおける事例
 ・Greenplum 内部アーキテクチャー
 
高度な分析機能を備えたMPP型データベース Greenplum は今やオープンソースとなり、全ての PostgreSQL 開発者がGreenplumプロジェクトに参画することが可能となります。ここでは、ソースコードの構成やアーキテクチャについての説明を通して何が PostgreSQLと共通で何が
Greenplum ユニークかについて解説します。

本セッションは英語で行われますが、講演、質疑応答どちらにも日本語通訳が有ります。

 

【 K2 】 PostgreSQL + PowerShell + Excel による Windows Server の運用管理

福井精華学園 啓新高等学校
阿部 哲也

一昨年,当カンファレンスで報告 いたしました PostgreSQL Access Class(PostgreSQL と PowerShellの連携支援クラス)を利用して, 一連の Windows Server 運用管理ソフトウェアの開発に取り組みましたので紹介させていただきます。

本管理ソフトウェアは以下の機能を持つ一連のツールから成り立ちます。

  1. Excel のシート上で,ファイルサーバのディレクトリ構造を編集する GUI 機能をもち, サーバ上にその構造を構築または再構築するツール。アクセス権に関する設定と管理, それに伴う Active Directory の更新も同時に行う。
  2. ユーザーの移動に応じて Active Directory を更新し,ネットワークドライブとしてマウントされる ユーザーディレクトリの構造を更新するツール(アクセス権を持つ共有フォルダだけを ジャンクションでリンクする)。
  3. MAC アドレスフィルタリングに使う MAC アドレスを管理するツール。 RADIUS 認証に使う MAC アドレスは,Active Directory のユーザーとして登録し利用する。 それを,DB 上で,機器の種類や使用するユーザー等の情報と結びつけて管理する。 また,MAC アドレスに対応するIPアドレスの管理機能を備え,DHCP サーバの予約アドレスを更新する。

本管理ソフトは他にも,LAN 接続の簡易認証登録や認証サーバのイベントログ(認証失敗)の監視, および,ファイルサーバ使用容量の監視機能も持っています。

本ソフトにおいて,Excel は主にユーザーインターフェースと PostgreSQL へのデータ保存を担い, PowerShell は PostgreSQL と連携して,サーバや Active Directory に対する作業を実行します。 PostgreSQL は一元的なデータの管理を担い,一連のソフトで統一したデータ構造の定義を可能にします。 また,豊富な機能により効率的な開発を助けます。

講演ではこの他に,ユーザー間のファイル受け渡しを,機密性を保ちながら共有フォルダで実現する ポストメタファも紹介します。

【 M2 】 PostgreSQL セキュリティ総復習

アップタイム・テクノロジーズ
永安 悟史

データベースのセキュリティに関する事故や事件が多発しています。 SQL インジェクション、不十分なセキュリティ設定、監査の不足など、その原因はさまざまありますが、 その中には、データベースの機能や運用で防げたもの、あるいは状況を改善できたであろうものも 少なくありません。

本講演では、データベースのセキュリティを考える上で、どのような機能・ツールが使えるのか、 「今」PostgreSQL で何ができるのかについて、具体例を見ながら改めて復習します。

15:00 - 15:50

【 J3 】 NAND ストレージ上での PostgreSQL の長寿命化の試み

株式会社東芝
嶋村 誠

PostgreSQL は追記型 DB であることで高性能を実現している。 しかし、追記型 DB はストレージへの書き込みが多くなる傾向にあり、 NAND 上で動作させた場合、NAND チップの劣化が懸念される。

そこで、我々はトランザクションの更新内容をコミット時に一括で反映し、 また、古いバージョンのレコードの上書きをすることで不要になるレコードの発生量を削減した。 その結果、pgbench でのストレージへの書き込み量を 27.4 % 削減できた。 また、リグレッションテストを用いて、ReadCommited トランザクションレベルでの互換性に 問題がないことを確認した。

【 K3 】 何が違うのか?PostGIS と最新版 MySQL の GIS 機能を徹底比較

埼玉大学
国府田 諭

PostgreSQL を地理情報システム(GIS)に拡張する PostGIS は、 Amazon RDS や Heroku Postgres.app がデフォルトで組み込んむなど、 ポスグレの魅力を高める一つの代表的な拡張となっています。

一方、MySQL はネイティブで一定の GIS 機能を持ち、最新版 5.7 でその大幅な強化が謳われています。 依然として経緯度データから面積を算出できないなど制約がありますが、 MySQL がオープンソース GIS の選択肢になることは今後ありそうです。

そこで今回、最新版の PostGIS 2.2 と MySQL 5.7 で GIS の機能、性能、使い勝手、拡張性を比較し、 選択の際の検討材料を提供したいと思います。 合わせて、PostgreSQL ならではの外部データラッパ(FDW)や PL/R(R 言語でストアド関数を書く)を活用し、 PostGIS の可能性をさらに広げる方策を紹介いたします。

【 M3 】 監査要件を有するシステムに対する PostgreSQL 導入の課題と可能性

日本電信電話株式会社
NTT オープンソースソフトウェアセンタ
DBMS 担当
大山 真実

近年多発する個人情報流出事件や、マイナンバー制度の本格運用開始などを受けて、 NTT 各社より、PostgreSQL 利用時おける強固なセキュリティ対策についてご相談頂く機会が増えている。 特に監査機能に関する要望を多く頂いており、それらの監査要件に対し、 PostgreSQL における対応可否や、具体的な対策方法について検討する機会も増えている。

本発表では、現在の PostgreSQL で実現できる監査要件について述べ、 PostgreSQL コミュニティで開発されている「pg_audit」を用いて、 具体的な監査ログの取得方法や設定方法について説明する。 さらに、現状の「pg_audit」では実現が困難な監査ログ出力要件についても触れ、 その課題や留意点についても解説する。

16:00 - 16:50

【 J4 】 TPC-DS から学ぶ PostgreSQL の弱点と、次に来るもの

日本電気株式会社
海外 浩平

TPC-DS は小売業のオペレーションをモデル化したベンチマークで、 意思決定に関わる 99 種類の OLAP 系クエリが定義されています。

本セッションでは、PostgreSQL v9.5 での TPC-DS ベンチマーク実行結果を紹介すると共に、 その分析から見えてきた典型的な 4 種類のボトルネックとその対策、そして v9.6 以降で開発者コミュニティがどのように解決を試みているのかをご紹介します。

【 K4 】 PostgreSQLアンチパターン

JPUG 中国支部 支部長
曽根 壮大

PostgresSQL は高機能・高可用性。

非常に柔軟にかつ堅牢なデータベースを構築出来ます。

ですがその高機能さ、柔軟さ故にしばしばアンチパターンに陥りがちです。

そんな PostgreSQL アンチパターン(失敗あるある)をご紹介します。

【 M4 】 PGroonga の実装

株式会社クリアコード
須藤 功平

PGroonga は PostgreSQL に日本語全文検索機能を追加する拡張機能で、 インデックスアクセスメソッドとして実装されています。 インデックスアクセスメソッドの拡張機能は少なく、どのように実装すればよいか知らない人が多いでしょう。

PGroonga の実装を紹介することでインデックスアクセスメソッドをどのように実装すればよいかを説明します。

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